【投資の基本】株式投資の基本用語

マネー
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みなさんこんにちは、今回は株式投資の基本となる用語と、その説明を記載しました。

個別銘柄とは

Amazon、Apple、Google、TOYOTA、任天堂など各株式会社の固有の株式銘柄のことを指します。

一般的に、個別銘柄への投資は初心者には難しいとされており、常に情報収集などを行っていく必要があります。

また、株式投資の個別銘柄の場合には判断する材料が本当に多くあります。

例えば証券会社のページには株式毎に下記のようなデータが載っています。

  • PER(株価収益率)
  • PBR(株価純資産倍率)
  • ROE(自己資本利益率)
  • ROA(総資産利益率)
  • 配当性向(利益のどれだけ配当だすか)
  • 予想配当

 

また、相場全体を表すデータとして下記のようなものが表示されています。

  • 日経平均
  • 日経平均先物
  • TOPIX
  • マザーズ指数
  • NYダウ
  • NASDAQ
  • 米ドル円

 

東証とは

東京証券取引所の略称です。

 

マザーズとは

「マザーズ」は東京証券取引所の株式市場です。「新興市場」とも呼ばれる、成長企業が中心の市場です。

マザーズとはMarket of the high-growth and emerging stocksの頭文字で 「Mothers」といいます。

その名の通り「東証一部へのステップアップを視野に入れた成長企業向け」の市場です。

上場基準は一部・二部と比べるとかなり緩く設定されており、「高い成長可能性」が重視されるので、若い企業や赤字の企業も上場することがあります。

  

JASDAQとは

「JASDAQ」は東京証券取引所の株式市場です。「新興市場」とも呼ばれる、成長企業が中心の市場です。

ジャスダック(JASDAQ)もまた成長企業が集まる市場で、もとは日本証券業協会が米国のNASDAQ(ナスダック)に倣って付けた名前が冠されています。

マザーズと大きく違うのは、日本初の成長・新興企業向けの市場だったジャスダックは、取引所ではなく、証券会社の店頭で売買する「店頭市場」として生まれました。

 

日経平均株価

「日経平均」とは、日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から業種等のバランスを考慮して選んだ、日本を代表する225社の平均株価です。「日経平均株価」「日経225」などと呼ばれることもあります。

  

TOPIXとは

東証株価指数(とうしょうかぶかしすう)とは、東京証券取引所第一部上場全銘柄を対象として、算出・公表している株価指数のことです。

TOPIX(トピックス。Tokyo Stock Price Indexの略)とも呼ばれます。

日経平均株価と並ぶ、日本の代表的な株価指標です。東証1部上場の全銘柄(2020年1月21日現在、2,159社)を対象として、各銘柄の浮動株数に基づく時価総額を合計して計算しています。

1968年1月4日を基準日として、当時の時価総額を100として指数を算出しています。

 

NASDAQとは

NASDAQ総合指数とは、米国のナスダック市場に上場する全ての銘柄を時価総額加重平均で算出した数値のことです。

ナスダックは、英語の「National Association of Securities Dealers Automated Quotations」の頭文字を取った略語で、全米証券業協会(NASD)により、1971年に開設された世界初の”電子株式市場”のこと。

アメリカにある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場であり、AmazonやApple、Google(アルファベット)、マイクロソフト、フェイスブックといった名だたるIT関連企業がナスダックに上場している。

 

S&P500 とは

S&P500は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスにより算出され、ニューヨーク証券取引所(NYSE Arca、NYSE Amex)、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を浮動株調整後の時価総額比率で加重平均し、指数化したものです。

S&Pを冠するアメリカの株価指数は、他に以下のものがあるが、S&P 500は特に有名で、機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されている。

  • S&P 500 – 大型株である500社の銘柄で構成。
  • S&P 100 – S&P 500中、時価総額の特に大きい、超大型株100銘柄で構成。
  • S&P 400 – 中型株400銘柄で構成。
  • S&P 600 – 小型株600銘柄で構成。
  • S&P 1500 – 大型株・中型株・小型株の合計1500銘柄で構成。

 

NYダウ平均とは

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが、アメリカのさまざまな業種の代表的な銘柄を選出し、平均株価をリアルタイムで公表する株価平均型株価指数である。

ダウ平均株価には、「ダウ工業株30種平均」、「ダウ輸送株20種平均」、「ダウ公共株15種平均」の3種類と、これらをあわせた「ダウ総合65種平均」がある。

 

インデックスとは

日経平均

TOPIX

マザーズ

NYダウ

NASDAQ

S&P500

など個別ではない複数の株価の集合体のを指し、市場の動きを示す指数のこと。

 

投資信託とは

「投資信託(ファンド)」とは、「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。

「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。

投資信託の運用成績は市場環境などによって変動します。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもあります。

このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属します。

 

ETFとは

ETFとは、特定の指数、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。

ETF = Exchange Traded Fund (上場投資信託)

市場急落時に、売買シェアが上昇し、純資金流入となった銘柄として注目されたのが、ETFでした。市場の上がり下がりでパフォーマンスが容易に把握でき、運用の透明性が高いことが注目されました。

「上場投資信託」と呼ばれています。連動する指数は株式だけでなく、債券、REIT(リート)、通貨、コモディティ(商品)の指数もあります。投資先も日本から海外に広がり、投資しにくい国と地域と資産に手軽に投資ができるようになりました。

似ている商品として投資信託に「インデックスファンド」がありますが、 ETFは、そのインデックスファンドが金融商品取引所に上場しているようなイメージの金融商品です。

購入には一株単位で購入可能です。

 

インデックスファンドとは

インデックスファンドとは、ファンドの基準価額がある指標(インデックス)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のことで、パッシブファンドとも呼ばれます。

例えば、各インデックスに連動した値動きを目指したファンドは以下があります。

日経平均株価

 →ニッセイ日経平均インデックスファンド

S&P500

 →SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

NASDAQ

 →iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

 ※NASDAQ上位100銘柄を集めたインデックス

通常当該ファンドがベンチマークとする株価指数に採用されている銘柄群と全く同様の銘柄構成を採り、各企業の株式のファンドへの組み入れ比率も株価指数への影響度に比例した割合となります。

また株価指数の銘柄入れ替えが発生した際には、当該ファンドも指数の対象から外れた企業の株式を売却し、新たに指数に採用された企業の株式を購入する動きを取ることから、指数から外れた企業にとっては株価の下落要因に、新規採用企業にとっては株価の押し上げ要因となります。

 

業種別インデックスとは(セクターとは)

米国株の各銘柄は、業種別に全11セクターのいずれかに分類されています。

セクターとは、企業の業種で銘柄を分類したグループのことで、同セクターの銘柄は似たような値動きをする傾向にあります。

また、それぞれのセクターに連動した投資信託インデックスが存在し、セクターローテーションに合わせてポートフォリオを調整することがあります。

全11種類のセクター分類は、次の通りです。

セクター英語表記景気影響過去の年平均リターン
生活必需品Consumer Staplesディフェンシブ+5.47%
ヘルスケアHealth Careディフェンシブ+12.64%
公共事業Utilitiesディフェンシブ+5.51%
情報技術Information Technology景気敏感+26.7%
資本財Industrials景気敏感+12.66%
エネルギーEnergy景気敏感-4.09%
通信サービスCommunication Services景気敏感+6.79%
一般消費財Consumer Discretionary景気敏感+19.06%
金融Financials景気敏感+12.73%
素材Materials景気敏感+12.04%
不動産Real Estate景気敏感No Data

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