セクターローテーションを活用することで、現在の経済の局面はどこにあるのかを把握することが可能です。
セクターローテーションに関しての詳細は以下をご参考にしてください。
コロナ禍の経済とIT産業
コロナ禍の経済では、ワクチンの普及に伴い、一般消費が増え始めましたが、それより先にGAFAMなどのハイテク株が軒並み高騰しました。
背景には、テレワークと在宅と家にいる時間の長期化があげられ、PC関連産業、情報通信産業の株も軒並み高騰しました。
これらのハイテク企業はすべてのセクターにおいて関連が深い産業となっており、どの経済局面においても短期的な下落は予想される場面はあるものの、今後は堅調に成長すると見込まれています。
たとえば、一般消費が本格化する経済回復期には、自動車製造販売や、エンタメ業界、成長することが多くと予想できます。
また、今や情報通信分野は不可欠となっており、顧客情報の収集と管理から始まり設計製造や事業のクラウド化と自動化が進む現在、ハイテク産業はなくてはならない存在となっています。
2021年5月以降は経済拡張期
現在は経済が拡張期に差し掛かっている状況と予想され、企業向けの消費が増え始める可能性があります。
それに伴い、銀行の貸付準備残高が過去4年間で最高値を記録しているため、今後経済活動が活発化されるにつれ市場に流れる可能性も十分にあります。
今後は一般消費財が成長すると予想され、すでにエネルギー株はコロナ後最高値を更新し続けています。
2021年3月14日、現在では新たにバイデン政権による1兆9000億円経済対策で、国民に対し1400ドル(約15万円)の給付金が支払われることもあり、米国株や仮想通過に対して更なる追い風となるのは間違いないでしょう。
関連記事
日本のマイナス金利政策の影響と銀行貸出金残高の推移